こんにちは、オーディオマニアのYです。
オーディオ製品を購入する際に、一番大事なことは、試聴することです。
「いや、イヤホンに違いはないでしょ。」、「自分の耳では、イヤホンの違いが分からない。」と思う、そこのあなた。
試聴するときに注目するポイントを抑えれば、オーディオ製品の良し悪しの判断基準が分かってくると思いますので、参考にしてみてください。
一番大事なことは、視聴すること
冒頭でも言いましたが、オーディオ製品を購入する際に、一番大事なことは、試聴することです。
「評判は高いのに、失敗したな…。」という経験。
オーディオ製品に限らず、どんな製品でも、共通して言えると思いますが、ネットの記事やSNSの口コミの評判から購入して手元に届いたときに、「失敗したな…。」という経験ってありませんか?
例えば、インテリア家具。
「デザインは良いけど、思ったより使い勝手が悪い。」、「想像していたよりデカい、重い。」などなど。
好みや使い方など、個人差があるので、Aさんは良いと思っていても、自分には合わないことがあるので、実際に自分が使ってみないと分からないです。
オーディオ製品は、この傾向がより顕著に表れると思っています。
かく言う私も、地方に住んでいますので、高級機となると気軽に視聴できる環境が極端に少ないので、最近、増えてきているネットのレビュー記事やSNSの口コミを参考にして、購入することも多々あります。
しかし、手元に来て、実際に装着してみると、装着感が悪かったり、音がそこまで好みではなかったりと、「失敗したな…。」という経験があります。
ネットのレビュー記事やSNSの口コミを参考とすることが、悪いというわけではありません。
鵜呑みにすることなく、視聴して自分の感性で選ぶことが大事なのです。
優れた聴力や才能が必要? いえ、「経験と感性」が必要です。
世の中には、優れた聴力を持つ人がいます。
例えば、「絶対音感」が挙げられると思います。
身の回りの環境音などを即座にドレミの「ド」の音だと判別でき、楽器で表現できるという能力が、「絶対音感」です。
アーティストの方の中には、「絶対音感」を持つ方も多く、即興で耳コピする、環境音を表現するなど、「天才」だと思います。
しかし、オーディオ製品は、優れた聴力の「絶対音感」がなくとも、良し悪しが分かっていきます。
それが、「経験と感性」です。
経験
誰でもはじめは、オーディオの違いが分からず、自分の耳では聞き分けられないと思います。
しかし、多くのオーディオ製品を片っ端から試聴していくと、オーディオ製品の音の違いや特徴が分かっていきます。
何事も同じですが、「経験」を積み重ねることで、音を聴いただけで、「この製品は、金額がいくらだな。」ということも分かってきます。
「絶対音感」などの天才的な能力がなくとも、ある程度の聴力があれば、聞き分けることも可能になりますので、自分の耳に自信がなくとも、大丈夫です。
感性
個人差が出てくるところが、「感性」だと思います。
「低音が強い方が良い。」、「中高音が煌びやかな方が良い。」、「全体的にフラットなバランスが良い。」など、人それぞれ好みが分かれます。
それぞれのニーズにあったオーディオ製品が売られています。
好きな曲を聴いて、自分が気持ちよく聴ける好みも、実際に試聴してみないと分かりません。
また、好みの音質とは、全く別の傾向の音を聴いて、新たな扉を開いてみるのも楽しみの一つでもあります。
評価が低い製品だとしても、自分の琴線に触れるモノがあるかもしれません。
その際は、ネットの評判などは、一旦、横に置いて、自分の感性を信じましょう!
試聴する前準備
試聴するときに必要なものがあります。
それが、視聴用音源です。
試聴用音源=普段聴いている曲や好きな曲でOK
小難しく言っていますが、普段、自分がよく聴いている曲や好きな曲が試聴用音源です。
クラシック音楽やジャズじゃないといけないなんてことは、ありません。
試聴用の楽曲は何が良いか、分からないという人もいますが、普段、聴いている曲や好きな曲なら、音のバランスやボーカルや楽器の音の響きなどといった違いを感じやすくなります。
ロックが好きであれば、ロックでも良いですし、アニソンが好きであれば、アニソンでも良いです。
試聴用のプレイリストを作成しよう!
試聴用音源は、数曲あると良いです。
私の場合は、生楽器が入っている楽曲、楽器の定位が分かる楽曲(電子音を含む。)、リズムが早く疾走感がある楽曲など、自分の好きなアーティストやバンドの数曲をプレイリストの入れて、繰り返し聞くというような方法で試聴しています。
幅広いジャンルを聴くことで、イヤホンの特徴を掴むことができるので、知らないジャンルを開拓していくのも、一興です。
今は、SpotifyやYoutubeなどのストリーミングサービスで、簡単に音源を用意することができますので、アプリ上で、プレイリストを作成して、試聴してみてください。
そこで気持ちよく聴けるイヤホン・ヘッドホンを探していきましょう!
まとめ
オーディオ製品を選ぶ際に、重要なポイントが、
- 何よりも試聴が大事。
- 優れた聴力より、「経験」と「感性」が必要。
- 試聴用の音源は、どんなジャンルでも良く、普段聴いている曲や好きな曲でOK。
- 試聴用の音源の用意し、プレイリストを作成する。
- オーディオ製品を試聴しよう!
の5点になりますので、参考としてください。
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