こんにちは、オーディオマニアのYです。
最近、よく見かける通学・通勤中の学生・サラリーマンが装着している非常に便利な「完全ワイヤレスイヤホン」。
「完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけど、本体が大きくて耳にフィットもしないし、デザイン性がイマイチなものが多い……。」と思っていませんか?
そんなあなたにピッタリな「完全ワイヤレスイヤホン」を紹介します。
今回は、有線イヤホンで多くのファンを獲得している日本のオーディオメーカー「final」監修のサブブランド「ag」から、2021年7月に発売されたコスパ最強で最小クラスのワイヤレスイヤホン「 COTSUBU」のレビュー記事となります。
こんな人におすすめ
- メリハリのある音が好み。
- とにかくコスパの良いイヤホンが欲しい!
- ジャンルを問わず、オールマイティに音楽を聴きたい。
- 胸ポケットなどに入れて、気軽に持ち運びしたい。
製品概要
前記事で紹介した「ZE3000」のブランド「final」とは、千円~数十万円と幅広い価格帯のオーディオ製品を自社開発&販売しており、オーディオマニアのみならず、幅広いファンから支持を得ている人気の国産ブランド。
そんな「final」が音の監修を務めているサブブランド「ag」は、ワイヤレスイヤホンを主製品として開発・販売し、「高音質と高コスパを兼ね備えた良ワイヤレスイヤホン」を量産しています。
「ag」の由来は、「めったにない」という意味の古語「有り難き」から来たものです。
現在ワイヤレス製品は市場に溢れ、良いものを探すことが難しく、その中で「agを選べば大丈夫」となるような「めったにない優れた製品」を届けたいという想いを込めたブランド名とのこと。
「見る、触る、聴く、使う」たびに小さな喜びを感じられるよう、製品の機能だけでなく、質感や使い心地、そして毎日聴きたくなるような自然な音質にコダワリのあるブランドとなっています。
「ag」ブランドの有名な製品としては、オーディオマニアのサブ機として注目を集めた「TWS04」や本記事の「COTSUBU」があります。
「COTSUBU」は、音質・性能・携帯性やデザイン性を備えつつ、値段が6,480円とお手頃な価格で、コスパに非常に優れたワイヤレスイヤホンとなっています。
スペック
機能 | 規格 |
---|---|
通信方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX |
ノイズキャンセリング | × |
外音取込み | × |
連続音楽再生時間 | イヤホン本体:5時間 ケース込み:20時間 |
充電時間 | イヤホン本体:1.5時間 充電ケース:2時間 |
重さ | 約41g (イヤホン片側:3.5g×2+ケース:32g) |
防水性能 | IPX4 |
ワイヤレス充電 | × |
アプリ | × |
防水性能「IPX4」は、外出時にあるちょっとした雨や汗にも対応できるスペックです。
操作性
タッチセンサーの感度が高すぎて、イヤホンの装着時や位置調整するときに少し触れただけでも反応しますので、ご注意を。
音楽を聴くとき
操作 | 左 | 右 |
---|---|---|
1回タップ | 再生 / 停止 オン / オフ |
|
2回タップ | 音量を上げる | 音量を下げる |
長押し | 曲戻し | 曲送り |
通話時
操作 | 左 or 右 |
---|---|
1回タップ | 電話を受ける |
2回タップ | 着信拒否 |
1回タップorどちらかを充電ケースに入れる | 通話終了 |
その他
操作 | 機能 |
---|---|
ふたを開けるor電源オフの状態で1回タップ | 電源を入れる |
ふたを閉めるorタッチセンサーを約3秒長押し(2種類の電子音が鳴る) | 電源を切る |
左右どちらか6秒長押し | 手動でペアリングモード |
左右どちらか2回タップ(音楽停止時のみ) | 音声アシスタント |
片耳モード
「片耳モード」は、音楽再生時のみの対応となる機能で、イヤホンの片側を充電ケースに戻すだけで自動にオンになります。
ステレオ再生から※モノラル再生に切り替わるので、違和感がなく片耳で音楽を楽しめます。
外に出歩くときなど、外部の音をシャットアウトせずに音楽を楽しみたいときに役に立ちます。
※「モノラル再生」とは、左右の音が1つのスピーカーから再生される方式です。
本製品の特長
- 片側3.5gの超軽量設計と優れた装着感
- 豊富なカラーバリエーションとオリジナル表面加工「粉雪(こゆき)塗装」
- final監修の高音質
- 紛失時の保証
①片側3.5gの超軽量設計と優れた装着感
「COTSUBU」は、片側3.5gと非常に軽くて小さいイヤホンです。
耳の小さい女性も使いやすい大きさとなっており、男女問わず使用できるイヤホンとなっています。
耳から落ちる気配もない安定した優れた装着感で、とても軽いので付けているという感覚が薄いです。
また、耳への収まりも良く、イヤホンをしたまま横になっても、耳への圧迫感がほとんどないので、いわゆる「寝ホン」として使用するのもアリです。
付属品のシリコン製イヤーピースは、人気の高く装着感の良いイヤーピース「final E-type 完全ワイヤレス専用仕様」全3種類のサイズが同封されています。
②豊富なカラーバリエーションとオリジナル表面加工「粉雪(こゆき)塗装」
カラーバリエーションも7色と豊富で、定番の白や黒以外にワイヤレスイヤホンでは、珍しいパステルカラーを採用しています。
カラーバリエーションが多いので、どの色にしようか迷うと思いますが、スカイやクリームは、男女問わず使用できるデザインと色合いで、個人的にもオススメです。
また、大切な人へのプレゼントにもオススメできます。
皮脂や指紋などの汚れが付きにくいオリジナル表面加工「粉雪(こゆき)塗装」によって、手触りの良い質感となっています。
本体や充電ケースは丸みのあるフォルムを採用し、手に馴染みやすく、使い勝手が良さそうです。
ケースのサイズ感が良いので、ズボンのポケットやスーツの胸ポケットなどにスッと出し入れでき、持ち運びしやすいです。
③final監修の高音質
多くのワイヤレスイヤホンは、ソフトウェアによるイコライザーに大きく頼って音質調整をしており、それにより聴き疲れしやすい高音域や不自然な音のバランスなど多くの課題があります。
そこで、「final」は、ソフトウエアによるイコライザーに大きく頼らず十分満足できる音質になるように目指しました。
ドライバーの音響特性を追求した上で、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみを僅かにイコライザーで補正するという方法を採用し、迫力のある低音とクリアなボーカルを両立し、毎日聴きたくなるようなリラックスした自然な音質を実現したとのこと。
④紛失時の保証
「COTSUBU」は、保証期間中であれば、片耳のみの購入ができ、片側あたり3,600円(税込)となります。
万が一、イヤホンを片方紛失しても安心できます。
もし紛失した場合は、公式サポートまで問い合わせしましょう。
音質
1万円以下とは思えない迫力のある低域とクリアで伸びやかな中高域を聴かせてくれます。
①各帯域ごとの評価
- 高音
価格なりの質感であるものの、超高域が小気味良く鳴らし、クリアな高域。 - 中音
ボーカルが透き通っており聴き取りやすい。 - 低音
低域の量はかなり多く、迫力があり、重低音も深いところから鳴る。
低音の量感が多いが、ブーミーになりすぎず、締まりの良い低音。
②音のバランス
ややドンシャリなバランス。
「final」監修なだけあって、各帯域の音のつながりが良く「聴いていて心地良い」と思えるようなチューニングです。
低域は強めで迫力があり、小ぶりで可愛らしい見た目から思いもよらない低音が出ます。
男女問わず、ボーカルが透き通り、聴き取りやすく、全体的にクリアに感じられ、迫力のある低域とクリアで伸びやかな中高域により、価格の割には、解像度も高く、音場も広いです。
ボーカルが映えるバラードやPOPS、アニソンや重低音で迫力のあるEDMなどと相性が良いです。
また、攻撃的な刺激は和らぎますが、デスボイスやシャウトも聞き取りやすく、低音の迫力もあるので、意外とデスコアやメタルなどといった激しめなジャンルとも相性が良いです。
動画鑑賞にオススメ
迫力あるサウンドなので、ライブ映像や映画等の動画鑑賞にもオススメです。
動画鑑賞の際にワイヤレスイヤホンで気になる映像と音の遅延ですが、映画やアニメは動作と効果音がズレないし、ライブ映像も口や演奏の動きと音がほぼ合っており、知覚できないほど遅延がなく気にならないです。
FPSや音ゲーをする際には、遅延が気になるかもしれません。
音漏れ
環境:iPhoneと接続し、音楽を聴く。
音量60%くらいで、少し音漏れしているかなというレベルです。
音量55%くらいだと、音漏れの心配はないです。
※音源によっては、音が大きくなるものもあるので、ご注意を。
個人的には60%を超えると大きすぎるかなと思えるレベルなので、適正な音量は、50%~60%くらいが妥当だと思われます。
口コミ
「COTSUBU」の口コミをまとめてみましたので、紹介します。
良い口コミ
”サイズが本当に小さいため、耳の大きさを選ばないイヤホンです。
音質に関しても、この価格からすると良く、力強い音を鳴らしてくれる印象です。”
“まず色のバリエーションがたくさんあり、注文の段階で楽しめます
音はag(final)なのでとても丁寧な音作りで、歌モノを聞くのに向いてます
ボーカルの息づかいなどがきめ細やかに表現されています
安価でとても可愛くそして音がいい良いイヤホンです”
”「こつぶ」ということで、本体も、ケースもとても小さく、取り回しがいいです。
自分はコンパクトなものがとても好きなので、コンパクト好きな方にはたまらないでしょう。
音質は、一昔前のオーバー1万円のイヤホンにも引けを取らないばかりか、むしろいい音に感じ、本当に進化しているなと思います。日常使いではとてもいいと思います。
欠点は、小さい故、無くしてしまうのには注意が必要で、実際、自分も無くしてしまいました(笑
ですが、もう一度買いたいと思えるとてもいい商品でした。
デザインもおしゃれなのでプレゼントにもぴったりかなと思いました。”
”今まで無線イヤホンcotsubuに買い替えて正解でした。
cotsubuは付属の純正イヤーピースでも遮音性が良く、付け替える必要がありません。
横向きで寝ても他のイヤホンよりは耳への圧迫が少なく、食い込みにくいと感じました。
音質は値段なりの可もなく不可もなくです。
注意点としては充電ケースから出したとき、たまに片耳だけ電源が入らずにペアリングされない場合があることです。
寝ホンに最適ですし、初めての完全ワイヤレスイヤホンとしてもオススメです。
悪い口コミ
”音質は価格なりの品質でした。
低音を無理に押し出さないのは良かった。
装着感はあまり良くなかったです。
本体、ケース共に充電状況を示すライトがどの状態を指しているかが、分かりにくいです。
また、一番の問題はケースです。
ケースが縦に直立しないのも不便で、ヒンジの取り付けが悪いのか、すぐにパタンと閉じてしまいとても使いにくいです。”
”購入は、お勧めできません。
使って半年ほど経ちますが、すでに2件の不具合が出て、まともに作動しません。
充電時の接続と、ペアリングの不具合です。
使って1ヶ月ほどで、右耳の充電の接続が悪くなり、ケースに入れても充電できていないことが増えました。
また、半年ほどで、永遠にペアリングするようになりました。
一瞬接続はできるのですが、(つまりスマホ本体の問題ではない)イヤホン側がペアリング状態に戻るので、使えない状態になっています。
装着感や音質に特に違和感を覚えたことはありませんが、本体の不具合で使えなければ意味がありません。
問題なく使えているユーザーもいるようなので、一部の不具合なのかもしれませんが、私自身特にぞんざいに扱った覚えもないため、そのような不具合のある製品が混ざっているということです。
不具合を起こす可能性のある商品だということを、今後買う上で知っていただいて、私なような被害を減らせればと思います。
やはり、メーカーで選ぶべきだったと感じている次第です。”
口コミまとめ
大半は、良い評判の口コミが多いですが、一部、充電不良や常時ペアリング状態などといった不具合が発生している模様です。
私のCOTSUBUは、買って間もないですが、正常に動作しています。
もし不具合が発生したら、追記していこうと思います。
結論
- 自然でスッキリとした音が好み。
- コスパ良く、音質にも妥協したくない!
- ジャンルを問わず、オールマイティに音楽を聴きたい。
- 胸ポケットなどに、気軽に入れて持ち運びしたい。
を求めるなら、のワイヤレスイヤホン、一択ではないでしょうか。
高価格帯のイヤホンには解像度、音場などで劣りますが、<strong6,000円代の価格で、これほど完成度の高いイヤホンができるとは、素直にすごいなと思いました。
どのカラーにするかは悩みますが、どのワイヤレスイヤホンが良いか悩まず、これで良いのではと思わせる、そんな一品です。
気になった方は、こちらをチェックください。
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